玉川酒造の330年の歴史はここから始まった・・・
静寂が闇を包み、音もなく降り続いた雪はすっかり背景を白に変えていた。それでも今日は糸魚川に向かわねばならない。
松之山を越えて北国街道を上り、二日後の申の刻には越後の国でも一番西に位置する糸魚川で藩主松平候にお目通りが叶う。家督を相続したばかりの守門村割元庄屋 目黒五郎助が二人のお共とともに出発したのは寛文十三年(1673年)の如月の27日である。
その頃は江戸時代の初期で徳川幕府四代将軍家綱公の時代であった。五郎助は懐に大金八拾両を持って、守門村を出てから約八十里の道程であった。長年の夢であった清酒製造の御墨付きを藩主よりいただき、嬉しさで小躍りする五郎助は帰り路を急いでいた。天空は紺碧に変わり、如月の頃としては珍しい空の色であった。一行は疲れも見せず会津街道を目指していた。この道は越後から会津藩只見町に抜ける今の国道252号線である。五郎助はこの道を誇らしく帰ってきた。あれから何と330年の月日が経っている・・・そして今日、酒の道を究めようとする人間この道を歩いてきた。その名はともチャン。“古きをたずねて新しきを知る。この精神でともチャンはお酒の造り方を覚えて酒仙人になるのが夢なのです。そんなともチャンの夢に向かって壮大な「お酒エクスプローラ」が始まった。 お酒探検隊長 
ともチャンの奮闘編


■第1回目 
“さむらい”なんじゃこりゃ

■第二回目
“さむらい”どうしてできたの

■第三回目
“さむらい”春うららかに

■第四回目
“さむらい”名刀 虎徹

■最終回
“さむらいナポレオン 登場”
お酒探検隊長 
ともチャンの降神編


■第1回目 
城アリさんと大黒さま

■第2回目
元気だよ、大黒さま

グルメ編

■第1回目
山菜だよ、大黒様

梅酒編

■第1回目
究極の梅酒
※説明文・エピソードに登場している「越後さむらい」・「越後さむらいナポレオン」は
2006年5月1日の酒税法改正により現在はリキュールとして販売されております。


第1話
自分のアゲハ蝶
第2話
青い鳥よ、どこにいる
第3話
赤い鳥もいるよ

                          『蔵元の挑戦』
玉川酒造十八代の書き下ろしエッセイ1話〜3話まで掲載中!

 330年以上という長きに亘って酒造りをして今や十八代目、時代に合った
お酒や商品を造り続け伝統を受け継ぎ、進化し次々と美味しいお酒とおもし
ろい商品を造ってきました。
 例えば日本酒を原料とした
『ゆきくら化粧品』、アミノ酸を何度も搾り出し
濃度を上げる方法で特許をとっている、天然のアミノ酸だけを使ったとても
お肌にやさしい化粧品を作り出しました。
 そして、今までに無かった日本酒・日本一のアルコール度を誇る
『越後さむ
らい』
を完成させた。『越後さむらい』そのお酒をさらにオーク樽にて貯蔵させ
る、まさに日本酒の概念を打ち破る革命的なお酒
『越後さむらいナポレオン』
ももっと美味しくなるために試行錯誤を重ね熟成を待っている。